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高次脳機能障害とは?


高次脳機能とは、言語や行為、知覚、認知、記憶、注意、判断、情動など大脳で営まれる様々な機能のことです。
 
事故で頭を打ったり、脳血管障害が起こったりすると、脳が損傷を受け、記憶や注意・遂行機能・情動の障害や、失語、失認、失行といった症状が現れる場合があります。

 
このように、後遺症として、記憶、注意、行動、感情、言語などに障害が残った状態が高次脳機能障害と呼ばれています。

これらの障害について、高次脳機能障害支援普及事業の主な対象である記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害を中心に下記に症状の例を述べます。


■記憶障害
物の置き場所を忘れたり、新しいできごとや約束を覚えていられなくなります。そのために何度も同じことを繰り返し質問したりするといった症状が見られることがあります。また、日時を間違えたり、場所がわからなくなり、目的地へ着くことができずに迷子になることがあります。


■注意障害
ぼんやりしていて、何かをするとミスばかりするようになります。また気が散り、疲れやすかったり、物事に集中できず、作業が長続きしないことがあります。また、多数の中から注意して必要なことを選ぶことが難しくなったり、同時に複数のことに注意を配ったりすることが困難なため、混乱が生じることがあります。


■遂行機能障害
目的を持って計画し、処理していくような一連の活動 (目標を決める、計画を立てる、手順を考える、実行する、結果を確認する)が難しくなります。その結果、自分一人では物事を目的に合わせて適切にやり遂げることができないことが生じます。また、物事の優先順位がつけられず、目標を設定する前に行動を始めてしまったり、作業の手順がわからなくなったりすることがあります。


■社会的行動障害
自発性が低下して自分からは動こうとしなくなったり、周囲への関心や感情の動きが乏しくなることがあります。反対に、様々な状況に対処できなくなった場合に、感情的になり攻撃的な態度を示すことがあります。また簡単に泣いたり、笑ったりと感情の抑制がきかなくなったり、我慢ができなかったり、こだわりが強くなるなどといった症状が見られることがあります。他人にすぐ頼るようになったり、子どもっぽくなるといった依存や退行を示すことがあります。これらの症状のために、周囲の人と円滑な対人関係を維持することが難しくなることがあります。また抑うつ的になることもあります。




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