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言語聴覚士とは

言語聴覚士とは

リハビリテーション 資格

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言語聴覚士とは


言語・聴覚のリハビリ援助

■資格内容

コミュニケーションの回復をサポート 
現在、“耳が聞こえなくて言葉がわからない”“聞こえても発声・発音ができない”“言葉そのものの理解が著しく乏しい”などの言語や聴覚に障害をもつ人は600万人以上いるといわれている。言語聴覚士は、こうしたコミュニケーションに関する障害をもつ人に対してリハビリテーションを行う専門職だ。
 
声を発する、会話する、聞くことに障害のある人に訓練、検査をしたり、医(歯科医)師の指示のもと、嚥えん下げ 訓練、人工内耳を調整する。高齢社会で、食べ物を飲み込むことができない嚥下障害、脳卒中後の失語症、難聴などが多くなっているが、それらの回復も期待される。おもな活躍の場は、病院のほか、老人保健施設、身体障害者・障害児の福祉施設、児童相談所、聾学校や養護学校など幅広い。

家族の理解も求めて根気よく
音声機能や言語機能、聴覚に障害のある人の、話したり聞いたりする機能を維持・向上するために、障害者や家族との面談、検査、指導、訓練を根気よく繰り返し、少しでも自分の力でコミュニケーションができるようにサポートする役割を担っている。
 
言語が思うようにならない人を相手にするので、人間への理解と関心をもって接する必要がある。コミュニケーションの回復は人間性の回復という意味もあり、言語聴覚士はこういった場に立ち合って直接援助できるという点では、働きがいのある職種といえるだろう。


■取得方法

指定施設で学び国家試験受験 
言語聴覚士は平成10年9月に施行された「言語聴覚士法」によって国家資格になり、平成11年春に第1回国家試験が行われた。
 
国家試験を受験するには、指定養成施設で言語聴覚士として必要な知識・技術を修得し、卒業により受験資格を得る。養成施設は2種あり、1つは高校卒業後の3年(または4年)課程で、大学や3年制の短大・専門学校の学科やコースとして設置されている。もう1つは大学卒業後の2年課程。なお、新制度発足前から言語聴覚士分野に従事していた者は、講習会受講により受験資格が得られる。


■試験概要
受験資格: (1)大学に入学できる者、言語聴覚士法に定める者で、文部科学大臣が指定した学校、または厚生労働大臣が指定した言語聴覚士養成所で3年以上必要な知識、技能を修得した者 
(2)大学・高専で2年(高専は5年)以上修業し、指定する科目を修め、指定学校・養成所で1年以上必要な知識、技能を修得した者 
(3)大学・高専で1年(高専は4年)以上修業し、指定科目を修め、指定の学校・養成所で2年以上必要な知識、技能を修得した者 
(4)4年制大学で指定科目を修めて卒業した者 
(5)4年制大学を卒業した者で、指定の学校・養成所において2年以上必要な知識、技能を修得した者 
(6)外国の言語聴覚士に関する学校・養成所を卒業、または外国で言語聴覚士に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が(1)〜(5)に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めた者 
(7)法施行の際(平成10年)、言語聴覚士として必要な知識・技能を修得させる学校・養成所で修得を終えた者、または修得中であり、法施行後に終えた者
以上(6)以外は受験年3月中旬までに修業し、または卒業する者を含む。
試験科目: 基礎医学、臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育、言語聴覚障害学総論、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、発声発語・嚥下(えんげ)障害学及び聴覚障害学
申込期間: 11月下旬〜12月上旬
試験日: 2月中旬
試験地: 北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県
受験料: 34,000円
受験者: 2,374人(平成22年度)
合格率: 69.3%(平成22年度)


■問い合わせ先
財団法人 医療研修推進財団
住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-22-14 ミツヤ虎ノ門ビル4階
TEL:03-3501-6515





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